2005/06/19

誰も知らない


誰も知らない。

シェルの中にべた書きされたORACLE_SIDが間違っていたことを。


誰も知らない。

そのせいで、5年近く削除処理バッチが正常に動作していなかったことを。


誰も知らない。

ORACLE_SIDを修正しても、バッチが正常に動作しなかったことを。


誰も知らない。

シェルに書かれたsqlplusの呼び出しのパラメータが、

sqlplus user/password -S ・・・

となっていたことを。(ほんとは、sqlplus -S user/password ・・・


誰も知らない。

修正したシェルが正常に動いたとしても、きっちり14ヶ月前のものしか消されないということを。

1年分残すのが仕様で、削除文がwhere 登録月 = 削除対象月ってなってたから。

where 登録月 < 削除対象月じゃないと今まで消せなかった分が消えませんから。

# 12ヶ月分残すのが仕様なのに、削除するのは14ヶ月前なのは私にもどうしてか分かりません。

# select sysdate-425 from dual ってなってたから。


誰も知らない。

バッチ処理が終わったときのログが「[正常|異常]修了しました」となってることを。


たぶんみんな知っている。

そのデータをexportしようとしたら、/homeがディスクフルになってしまったことを。

# 監視ソフトが電子メールを投げて、関係各位にちくったので。


みんな知っている。

お客様がその仕組みを最初にサービスインして以来使っていないことを。。。


誰も知らないことについては、白日の下にさらし、虫干ししてまたこっそりお蔵にいれる予定です。

そして、知らないのは最初にそのシェルを書いた人とお客様だけ。。。

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